*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

左は扁平・右は陥没乳首だけど母乳育児できてます!-母乳分泌からの授乳拒否-

babies, hands, lactation-921037.jpg 妊娠・育児

こんにちは!一人目育児の真っ最中、つま実です。
お恥ずかしながら、私のおっぱいは左が扁平、右が陥没、どこに乳首があるのかわからない状態でした。
妊娠中から「こんな形で赤ちゃんはおっぱい吸えるの?」と、かなり不安に思っていました。
まぁ、案の定大変でしたよ…泣
今回はそんな問題だらけ(?)のおっぱいで直接母乳を飲ませられるようになるまでの軌跡をお話しします。

入院中の試練

「ちょっと難しい形のおっぱいですね…。」

出産直後に助産師さんに言われた一言。
そうですよね泣
どこにも出っ張りがないですもんね泣
妊娠してる時から心配してたんですけど、やっぱり難しい形なんですね汗
マッサージ直後は、乳首らしきものが出っぱるけど、時間が経つとすぐ引っ込んでしまう。
なんて悲惨なおっぱいなのか…

そんな状況を見て、助産師さんから提案してもらった方針は以下の二つでした。

  1. 乳頭が引っ込んだままの状態で乳輪を摘んで赤ちゃんに咥えてもらう
  2. 赤ちゃんに吸い続けてもらい、乳頭を引っ張り出す

いろんな授乳ポジションを教えてもらい、赤ちゃんに吸ってもらうことで、おっぱいが改善されるのを待ちました。

赤ちゃんは夜行性

赤ちゃんの授乳訓練をしますが、取っ掛かりがないものだから、吸うにも吸えない。
乳輪を摘んでそれっぽい形にするけど、なだらか過ぎる…。
「こんなおっぱいでごめんよ…。」
心の中で謝りながら、3時間おきにひたすら訓練を続けました。

夜の方が赤ちゃんの母乳を飲む力が強くなるらしいので、夜も寝ずに頑張った。
母乳というのは、生まれたらすぐ出始めるわけではなく、赤ちゃんに吸ってもらって、おっぱいを刺激することで促されていくらしい。
産後のダメージに追い討ちをかけられたけど、今が頑張りどき!

産後3日、はじめての母乳分泌

忘れもしない、退院前日のこと。
助産師さんにマッサージしてもらって、初めて母乳が分泌されるのを自分の目で確かめました。
出たと言っても、水滴にすらならないごく微量の液体が乳頭から滲み出てきただけで、まさに雀の涙でした。

今まで赤ちゃんにおっぱいを吸わせていたものの、母乳は分泌されていなかったので、赤ちゃんがかわいそうに思うこともたくさんありました。
諦めずに続けてよかった…。
ホルモンバランスによる情緒不安定も手伝って、思わず涙が出てしまいました。

哺乳瓶慣れを防ぐために…

入院中、哺乳瓶に慣れさせないためにコップ授乳を行いました。
一般的な方法ではないので驚く人も多いかもしれませんが、赤ちゃんってコップからミルクを飲めるんです。
コップでの授乳方法は助産師さんに教えていただきました。
やり方をしっかり学び、退院後もしばらくはコップで飲ませました。
コップで飲む時の赤ちゃんの舌の動きが、おっぱいを飲む時の動きと同じなんだそうです。

また、後でお話ししますが、コップ授乳にはデメリットもあるみたいです。

退院後、自宅での授乳訓練

おっぱい吸わせてからミルク

助産師さんに習った通り、泣いたらおっぱいを咥えさせ、その後足りない分をコップ授乳で飲ませました。
おっぱいあげる側も初心者、飲む側も初心者なので、うまく咥えられるまでに時間がかかる。
咥えられてもそれで体力を使い果たして寝てしまったり。
とにかく一回一回が時間がかかりました。

コップ授乳のために、ガラスのおちょこやプラスチックの小さなコップを用意していたのですが、どうやら赤ちゃんには厚みがあって飲みにくかったようです。
最終的には哺乳瓶の蓋を1番気に入っていました。
私はピジョンの「母乳実感」の蓋を使いました。

ちなみに煮沸消毒はレンジでチンする容器を使っていました。

突然のおっぱい拒否

退院の直後からおっぱいを拒否されることが多くなりました。
口の中に乳首を入れても咥えてくれない、ずっと口を開けて泣き続ける…。
情緒不安定なママのメンタルに深刻なダメージ…!

のちに助産師さんにこのことを話したら「おっぱいが張る時期だから、この頃に授乳を拒否されることはよくある」のだそうです。
入院中に咥えていた乳首の形と、退院して母乳分泌が盛んになった時期の乳首の形は少し変わります。
大人の目からはよくわからないのですが、おっぱいが張って、大きくなるので、
乳首が埋もれて変形するようです。
そのため、赤ちゃんも混乱してしまったのかな。
ママも混乱したぞ。

母乳分泌をふやすために

おっぱいでの授乳を拒否されてしまった。
このままおっぱいを放置してしまうと、母乳の分泌量が減ってしまうのではないかと心配になりました。
そこで、3時間おきに手で搾乳することにしました。
この時は搾乳機が家になかったので手で絞っていましたが、搾乳機を使った方が遥かに簡単です。
洗い物は増えますが、乳首が引っ込んだおっぱいの形の方は、搾乳機の方が役に立つのでおすすめです。

終わりに

赤ちゃんに授乳を拒否されるって、説明できないような喪失感に襲われますね。
ママ自体を拒否されたような、とても悲しい気持ちになりました…。
おっぱい星人になるとそれはそれで大変ですけどね…汗
次回は、授乳拒否からどうやって直接母乳を飲んでもらえるようになったかをお話しします!