*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

キャリアと出産どちらを優先すべき?【現役会社員の経験談】

キャリアと出産 どちらを優先すべき? 現役会社員の経験談 会社員生活・キャリア

こんにちは!臨月会社員のつま実です。
社会人2年目で結婚し、子供を優先すべきか、キャリアを優先すべきか、とても悩んだ時期がありました。
今回はそんな私が子供を産む決断をする際に考えた判断項目についてお話しさせていただきます。

自分について

出産時の年齢

初産の際、母体の年齢が35歳以上の場合は高齢出産と分類されます。
(Ref: https://news.yahoo.co.jp/articles/cf51a2fb151b82ee71ccb174aec530d26654281f)
高齢で妊娠する際、染色体異常など胎児への影響と同時に母体へのリスクも生じていきます。
20代のお産とは異なってくるのです。

もちろん、最近は40代で無事に出産されている女性もいらっしゃるし、高齢での妊娠・出産が一概に悪であると考えるのは、極めて端的であると思います。
しかし、リスクが大きくなることは事実です。
自分がどこまでそのリスクを許容できるのかを考えるのは、大事なことだと思います。

自身の体の状態

今は健康で子供が産める体でいる。しかし、それが未来永劫続くかどうかはわかりません。
生殖器官に影響が出る病気にかかる可能性は0ではありません。
病のせいで、突然子供が産めない体になることもあります。
そうなった時「もっと早く子供について真剣に考えていればよかった」と後悔しても後の祭りになってしまう。
もし自分がその立場になったときに、後悔するのか、それとも特に何も感じないのか。
自分自身に問うておいても良いのではないでしょうか?

子供が成人するときの年齢

出産は始まりであり、その後に長い子育て期間が待っています。
子供が成人して家を巣立っていくまで、私たちは親の責務を全うしなければなりません。

この項目については体力面と金銭面で考える必要があると思います。
子供が遊び盛りの時、それに付き合うだけの体力を持ち合わせているか、大学進学など教育費がピークに達する時に定年前なのか定年後なのか。
それらを考慮して逆算してみることをお勧めします。

仕事・キャリアについて

職場復帰の可能性

子育てをしながら職場復帰を考えているのなら、今働いている会社・部署で復帰することができるかを調査するのは必須でしょう。
以下3つについてはしっかり把握すると良いでしょう。
・職場の先輩が育休を取得しているか
・取得後に復帰しているか
・復帰の際は休暇前と同じポジションに復帰しているか
・管理職の女性に子育て経験者はいるのか

キャリア中断の影響

上記の「職場復帰の可能性」の項目とも関連がありますが、キャリアを中断することで出る影響についても考えました。
キャリアの中断期間は、産休・育休といった実際に休暇を取った時間だけではありません。
妊娠中もつわりや体調不良で、責任のある
業務から外れる可能性があります。
育休からの職場復帰の時も、希望通り保育園に入れる保証はありません。
保育園入りたては、子供が熱を出したりして呼び出しされることも頻繁にあるでしょう。
100%仕事にコミットするのは難しい状況になるのです。
それがどのようにキャリアに影響するか、不安になりすぎるのは良くありませんが、予め考えておく必要はありますね。

テレワーク・フレックス勤務の可否

最近導入されている企業数が増えていると思われるテレワークや在宅勤務。
子供が急に熱を出した時などに重宝します。
子供が寝ている間だけメールを処理したり、旦那が帰ってきた後に仕事を片付けたりすることができます。
また、その働き方を上司が許してくれそうかどうかも探っておいた方が良いと思います。

子育て支援について

旦那の意向

共働き&子育てを遂行するにあたっては、旦那の助けが必要不可欠です。
旦那は子供が欲しいと思っていますか?
子供ができたあと、しっかり家事育児を共同で運営してくれますか?
話し合いの時の発言だけでなく、普段の行動から判断するのが良いと思います。
奥さんの旦那をみる目が試されますね。

実家・義実家の援助

両親・義両親の支援がどれだけ期待できるのかも調査しておく必要があります。
・近くに住んでいるのかどうか
・仕事をしているのかどうか
・自分との関係性は良好かどうか

地域の子育て支援制度

同じ地域に住んでいる先輩ママと話をした時のこと、彼女が出産した5年前と比べると、新しい制度がたくさんできていることがわかりました。
自治体によっては子育てを後押しする政策を進めているようですね。
先輩のエピソードのみで子育てのしやすさを判断せず、自身で支援制度についてしっかり知識を持つことが大切です。
「急な残業で両親ともに早く帰れない時は、ここに頼ろう」とか「出張の時はここに頼ろう」など、予め把握できれば対策を打つことができますよ。

私の決断

私は入社2年目で妊娠しました。
仕事はまだまだ半人前である上に、妊娠前は妊婦が従事できない業務を多く担当していたので、妊娠と同時に裏方の仕事をするようになりました。
妊娠して、いくつか業績を積むチャンスを棒に振りました。
自分がメインで動いていたプロジェクトが大詰めの段階で妊娠が発覚し、先輩に引き継ぐことになってしまいました。
社外に出るチャンスもありましたが、断らざるをえませんでした。
社内でオファーされた特別研修も、研修期間が出産予定日とかぶるために断らざる終えませんでした。
正直悔しかったな、もうちょっと頑張りたかったな、という気持ちは今でも燻っています。

けど、それでも妊娠してよかったと思っています。
なぜなら、旦那の子供を産むことができるからです。
旦那が子供が欲しいと思っていて、それを叶えられるのは自分しかいないわけで。
仕事は代わりがいるけど、旦那と私の子供を産むことができるのは私だけなんですよね。
そう考えたら、私ってすごく重要な任務を担ってるんだな、と勝手に思っちゃって笑
子育てが始まって忙しくなったら、こんな綺麗事言ってられないのかもしれないけど、でも、しっかり考えた上で選んだ道だから、自分の決断に後悔はしないと思います。

今、キャリアか出産か迷っている人がいるのなら、自分が後悔しない道はどっちなのかを真剣に考え抜いてください。
答えは自分の中にしかないはずです。