こんにちは!臨月間近の妊婦つま実です。
妊娠してから目まぐるしく体調が変化し、体も心もついていけない日々を過ごしました。
結婚前からずっと仲良しで、喧嘩の「け」の字も知らなかった私たち夫婦でしたが、つわり期間は旦那に殺意が湧くこともありました。
今日は妊娠中、特に体調の悪い妊娠初期・後期における、夫から妻への声かけについて語りたいと思います。
毎日妻の体調を聞く
妊娠すると急激に女性の体は変化していきます。
人によってはつわりがはじまり、立ち上がることすら辛い人も出てきます。
けれど、この体調が変化する妊娠初期は、外見上の変化が少ないので、男性からすると体調の機微に気づきにくい時期だと思います。
私の旦那も、普段通りに接してきただけなのに、私から無視されることがよくありました。
この時期に限らず、何か妻が体を庇って歩行動していたり、背を丸めながら歩いていたりしたら、必ず体調を聞きましょう。
特に体調の変化が大きい妊娠初期と妊娠後期は毎日聞いてあげましょう!
我が家はyoutubeで紹介されていた「ヨメーター」という手法を使って、体調の悪さを数字で旦那に伝えるようにしていました。
下記の動画で紹介されています。本来は産後の体調の確認に使われていたようですが、我が家ではつわりの時に使用させていただきました!
「辛い」と呟く妻への返事はこれ一択!
妊娠初期は、色々な理由で体調がすぐれません。
吐き気がして気持ち悪かったり、体のあちこちが断続的に痛んだりします。
いつか終わりがあるとわかっているものの、「辛い」と呟きたくなるのです。
そんな時旦那様はどのように返事すべきでしょうか?
NG例文は以下の通りです。
「そのうち治るよ」
「がんばれ!お母さんになるんでしょ」
「大丈夫、俺がついてる」
「携帯見ながら休むから体調良くならないんじゃない?」
はい、これらは全部慰め効果ゼロです!
一つずつ反論してあげたいところですが、それでは奥さんを支えようとしている旦那さんの心を折ってしまいそうなので、やめておきます。
励まそうとして言ってくれている事は理解できるのですが、自分が体調が悪くて気分が落ちている時にこれらの言葉をかけられると、私は「所詮何もわかんないよね、男には…。」と思ってしまっていました。
普段はそう思わないのですが、生きるだけで精一杯の時は気分が沈みやすく、良かれと思って言った言葉も、悪い方に捉えられてしまう可能性があるのです。
では、なんて声がけしたらいいのでしょう?
答えは一つしかありません。
それは「頑張ってくれてありがとう。」です!
いつの頃からかうちの旦那がこう言うようになりました。
妻が妊娠しているのは、二人の子供をこの世に生み出すために、辛い体調に耐えているのです。
具体的な解決策は要りません。
すでに奥様は、辛い体調をなんとかやり過ごそうと試行錯誤をしているはずです。
奥様が辛い状態にいる時は、話を聞いてあげる。
余計なことは言わない。
夫がかけるべき言葉は感謝。
それだけでいいのです。
妻の怒りが収まらなかったときに伝えるべき言葉
妊娠中は情緒不安定になりやすいものです。
それはホルモンの分泌量の変化が影響しているそうです。
そのため、妊婦さんは些細なことで怒ったり泣いたりしやすい状態にあり、もしかしたら些細なことで喧嘩してしまうこともあるでしょう。
そして、いつも以上に奥さんの不機嫌な時間が長くなってしまうこともあるでしょう。
私も妊娠初期は旦那に怒り散らしてしまいました。
今思うと、本当に些細なことだったと思うし、あそこまで激昂する必要はなかったなと反省っするシーンもいくつかあります。
私は自分の怒りをコントロールする機能を失い、深い暗闇の中にいたような気がします。
そんな時、旦那がかけてくれた言葉が私を救いあげてくれました。
怒り疲れて布団でぐったりしていた私の元に来て、彼はこう言いました。
「俺、また無神経なこと言っちゃったり、つま実を怒らせたりするかもしれないけど、ちゃんと一つずつ修正していくから、「こいつもう駄目だ」って諦めずに、何がいけなかったのか伝え続けて。ずっと仲のいい夫婦でいたいから。二人が仲良く過ごせるように頑張るから。」
旦那は一生懸命「仲のいい夫婦でいたい。そのために努力する。」と伝えてくれました。
頭の中ではわかっていたのだけれど、怒りで見えなくなってしまっていたもの、それは「旦那は敵ではない」という事実。
つい、思い通りに動いてくれない旦那にめくじらを立ててしまっていたけれど、私も仲のいい夫婦でいたいと心の底で思っていた。
旦那に言われて私はハッとさせられました。
自分も努力しなければいけない。
自分の体調がどう変化していて、どんな助けを必要としていて、旦那に何をして支えて欲しいのか。
言葉にして伝える努力をしなければいけないんだ、と気付かされました。
怒りを向けられると、怒りで返したくなる気持ちはよーくわかります。
しかし、ここは「瀕死の重傷を負った猫ちゃんが、警戒心剥き出しで噛み付いてきた」とでも思って、優しい言葉をかけてあげてください。
奥様が怒るのは、旦那さんの助けを必要としているからなのです。
終わりに
今日は私の体験談を元に、夫が妊娠中の妻への声かけで気をつけることについて語ってみました。
たかが言葉ひとつなのですが、旦那が言葉にしてくれたおかげで、私たち夫婦は以前の仲の良い状態に戻ることができました。
後期つわりが始まった今も、情緒不安定にならず、怒ることもなく過ごすことができています。
言葉にして伝える、それだけで解決する問題もあるのですね。